先述した通り、国家公務員の給与は民間企業の給与に連動しているはずですが、これに納得できない人は多いようです。納得できない人たちの意見には、次のようなものがあります。
読者のみなさんもご存じのように、民間企業の給与は前年度より下がることは珍しくない時代になりました。
しかし『国家公務員の給与改定の推移』を見ると、国家公務員と比較する民間企業の給与は、昭和37年度から平成25年度に至るまで、一度も下がることなく一貫して上昇しています。
ですから、人事院の民間企業の調査は信じられず、その信ぴょう性がないデータを元に国家公務員の給与を決めるのはおかしいという意見です。
「人事院の職員は国家公務員の一員のため身内に甘いのではないか」という意見や、「公務員が公務員の給与を決めるという仕組みはおかしい」という意見です。
仮に、国家公務員の給与が民間企業に連動していたとしても、地方公務員の給与は民間企業に連動しておらず高すぎるという意見です。
copyright (c) "money no tatsujin" All rights reserved.
Special
PRアクセスランキング