もしトヨタがドラッカー理論をカイゼンしたら池田直渡「週刊モータージャーナル」(3/4 ページ)

» 2016年12月12日 06時00分 公開
[池田直渡ITmedia]

応募条件

  • TOYOTAとの協業やシナジーが見込めること。
  • TOYOTA NEXT選考中および選考後に、TOYOTAとの共創に向けた取り組みの実現に向けてリソースを割けること。
  • 中長期的にTOYOTAとの資本提携や業務提携などの提携を前向きに検討できること。
  • 提出する資料関係やプレゼンテーション等は日本語を使用すること。
  • 事業内容が公序良俗に反していないこと。”

募集テーマ

  • もっと快適で楽しい移動を提供するクルマの利用促進サービス
  • トヨタの保有するデータを活用したONE to ONEサービス
  • すべての人の移動の不安を払拭する安全・安心サービス
  • オーナーのロイヤルティを高める愛車化サービス
  • 全国のトヨタ販売店を通じて提供するディーラーサービス

 そして、この協業に対して、トヨタはトヨタの持つありとあらゆるアセット(資産)を提供する用意がある。それはこれからのトヨタにとって極めて重要なビッグデータまでを提供する意思を示していることからもはっきり分かる。

提供できるアセット

  • ビッグデータ

 コネクティッドカーから取得可能な情報

  • タッチポイント

 レクサスを含む、全国各地5000店舗以上のディーラーネットワークとトヨタレンタリースのネットワーク

  • オウンドメディア

 トヨタ公式ホームページと公式LINEアカウントの利用

  • スマートキーボックス

 クルマに端末を設置するだけで、スマホでドアロック操作が可能なデバイス

  • トランスログ

 車両の稼働状況や燃費、安全運転の状況を見える化するツール

  • i-ROAD

 バッテリー駆動のパーソナルモビリティ

トヨタのパーソナルモビリティ「i-ROAD」。リチウムイオンバッテリーを搭載し。50キロ程度の距離を走れる トヨタのパーソナルモビリティ「i-ROAD」。リチウムイオンバッテリーを搭載し。50キロ程度の距離を走れる

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