高校生の就職内定率 10月時点で74%超え 23年ぶり7年連続で内定率上昇

» 2016年12月20日 15時42分 公開
[ITmedia]

 文部科学省が12月16日に発表した来春卒高校生の就職内定率(10月時点)は、前年同期比1.5ポイント増の74.9%だった。10月時点での就職内定率としては、7年連続で前年同期を上回り、23年ぶりに74%を超えた。

photo 高校生の就職内定率推移

 男女別に見ると、男子が76.1%(同1.3ポイント増)、女子が73%(同1.8ポイント増)。都道府県別では、富山県(88.1%)が最も高く、次いで三重県(86.9%)、愛知県(86.2%)、岐阜県(85.0%)、佐賀県(83.5%)──と続く。

 一方、最も内定率が低くかったのは沖縄県(43.6%)。次いで、北海道(56.6%)、神奈川県(66.1%)、東京都(67.1%)、千葉県(67.7%)――と続いた。

 調査は全国の国立・公立・私立の高校(全日制・定時制)に通う来春卒高校生107万9128人を対象に実施した。

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