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» 2016年12月21日 13時39分 UPDATE

新聞社はどう変わった?:スマホ爆発的普及で進む“中国メディア革命” (1/4)

中国でスマートフォンが爆発的に普及している。新聞や雑誌の購読者が減る“紙離れ”が進み、ブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)による情報発信が国境を越えて一般的になりつつある。この流れを、新聞社など従来の報道機関はどう乗り越えようとしているのか。

[産経新聞]
産経新聞

 世界中どこでもスマートフォン(スマホ)で簡単に情報を受け取れる昨今、新聞や雑誌の購読者が減る“紙離れ”が進み、ブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)による情報発信が国境を越えて一般的になりつつある。人口が日本の10倍多い隣の中国でも、こうした「ニューメディア」が爆発的に普及しているが、新聞社など従来の報道機関はどう乗り越えようとしているのか。中国政府招待の交流事業に参加する機会を得た記者が中国メディアの最新事情を探ってみた。

スマホの爆発的普及で、中国メディアが変わりつつある

新聞社がITを駆使

 交流事業は若手メディア関係者が日中間の相互理解を深める目的で12月4日から8日間の日程で行われ、全国紙、地方紙や放送、出版などから33人が参加。北京の他に内陸部の貴州省と沿岸部の広東省に分かれ、現地メディア関係者らと交流した。

 記者が訪れた貴州省は中国南西部の高地に位置し、人口約3500万人、面積の約9割を山岳と丘陵が占める。省都の貴陽市は大阪市を上回る300万人超の人口を抱える大都市だ。省内最大紙の「貴州日報」は共産党機関紙とされる人民日報系列で創刊67年、現在は7紙を発行している。

 万群編集長が直々に出迎える手厚い歓迎の後、社内を案内していただいた。貴州日報の記者はブース式の個室で黙々とPCで作業し、編集者たちは画面上で翌日の紙面を作っている。雑然とした日本の新聞社よりこざっぱりしているが、雰囲気はそんなに変わらない気がする。

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