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» 2017年01月26日 05時30分 UPDATE

2月の携帯販売新指針に備え:「ガラケー→スマホ」で顧客争奪戦が激化

NTTドコモのシニア向けと個人向けの新たな割引プランは、2月からの総務省の携帯販売新指針で予想されるガラケー顧客争奪戦に備えるものだ。ガラケーからスマホへの乗り換えをめぐって新たなサービス競争が始まりそうだ。

[産経新聞]
産経新聞

 NTTドコモのシニア向けと個人向けの新たな割引プランは、2月からの総務省の携帯販売新指針で予想されるガラケー顧客争奪戦に備えるものだ。ソフトバンクも21日に他社のガラケー契約者から同社のスマホに乗り換える人向けの割引を始めており、総務省も後押しするガラケーからスマホへの乗り換えをめぐって新たなサービス競争が始まりそうだ。


 総務省は今月10日にまとめた指針で、別の社のガラケーからスマホへ乗り換える人向けに数百円程度まで端末を値引くことを許容する事項を盛り込んだ。これまでは他社からの乗り換えは対象外だった。同省はガラケーから、災害時に有用なスマホへの移行を促している。

 携帯各社も毎月の通信料がガラケーより高額になるスマホへの移行を利用者に促しており、2月以降は乗り換え客向けに安価なスマホが店頭に並びそうだ。

 同時に、携帯各社は格安スマホへの顧客流出という課題があり、高速通信回線「LTE」に対応したガラケー向けに1回5分の定額通話が1200円の料金を発表している。

 ドコモはガラケー向け料金とシニア向けの新割引と合わせて、ガラケーから自社のLTE対応のガラケーやスマホへの乗り換えを促して利用者の流出を防ぐ。

 一方、低容量の新プランでは、ドコモは「毎月のデータ使用量が1ギガバイト以下の人の6割が家族でデータを分け合っている」(加藤薫前社長)ことから、家族で分け合うプランを優先して2016年3月に導入していた。

 これに対し、KDDIとソフトバンクは個人契約者向けに、1ギガバイトと5分以内の定額通話で月額4900円、2ギガバイトで5900円のプランをすでに導入している。ドコモは2ギガバイトでは他の2社より400円安い5500円で差別化を図ることにした。(大坪玲央)

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