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» 2017年02月16日 05時30分 UPDATE

3年連続で志願者数日本一:「ライバルは早慶」近畿大学のぶっ飛び戦略 (1/3)

近畿大学が、1月3日付の全国紙やスポーツ紙など計10紙に掲載した大胆な全面広告が話題を集めている。

[産経新聞]
産経新聞

 近畿大学(大阪府東大阪市)が、1月3日付の全国紙やスポーツ紙など計10紙に掲載した大胆な全面広告が話題を集めている。「早慶近」の文字を前面に出し、日本の3大私立大は早稲田大、慶応義塾大、近畿大になったと“主張”したのだ。インターネット上などでは賛否両論が巻き起こり、近大側にも抗議の声も少なくないというが、それは織り込み済み。逆に予想以上の反響で、世間の注目を集めたことに手応えを感じている。2月から始まった一般入試でも、4年連続で出願者数日本一になるのもほぼ確実だ。(香西広豊)

「世界で権威が高い大学」に入った

 “問題”となった全面広告は、紙面の上の4分の1のスペースに青地に白抜き文字で「早慶近」と書かれた見出しが目を魅く。その下には、こういう見出しを付けた理由を詳しく説明している。

 まず、東京の私大四天王「早慶上理(早大、慶大、上智大、東京理大)」、関西の私大四天王「関関同立(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)」とくくられる進学事情について「受験生の大学選びで、ものすごく影響力を持っているのは事実」と指摘。

 そのうえで、英国の教育情報誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が発表する「THE世界大学ランキング」のデータを持ち出し、「一定以上の評価をされた日本の私立総合大学を頭文字でくくるとまさかの“早慶近”だ」と主張した。このランキングは、世界の教育界で権威が高い大学を選ぶもので、最新ランキングでは800位以内に入っている日本私立総合大学は、この3大学だったとしている。

 続いて「日本は語呂が良いだけの大学の“くくり”に依存している。世界からみたら通用しない。大学界の常識、そろそろ見直してもいい頃ではないか」と問題提起。その一方で「さすがに“早慶近”て言い出した自分でもアホくさくて、笑てまうわ」としっかりと自虐的な“オチ”までつけている。

近畿大が1月3日付の新聞などに掲載した「早慶近」の全面広告
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