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» 2017年02月17日 05時30分 UPDATE

44アイデア:パナが社内公募で「ユニーク家電」開発 (1/2)

米国で3月に開かれる世界的規模のIT展示会に、パナソニックが家電関連の新規事業を出展する。社内初の公募で選ばれた事業アイデアはインテリアやヘルスケアとの融合などユニークなものばかりだ。

[SankeiBiz]

 米国で3月に開かれる世界的規模のIT展示会に、パナソニックが家電関連の新規事業を出展する。社内初の公募で選ばれた事業アイデアはインテリアやヘルスケアとの融合などユニークなものばかり。世界の厳しい視線も浴び、大企業でも斬新な家電をスピーディーに開発できる社内風土につなげる狙いだ。


 パナソニックは2016年5月、家電領域を中心に新規事業の創出とそれらをリードする人材の育成を目指したプロジェクト、「ゲームチェンジャーカタパルト(GCカタパルト)」を立ち上げた。2025年に向けた中期経営計画を策定するなかで、今後の家電市場を支えるアイデアを育てるべく、若手からベテランまで志を共有する社員が集結した。

 きっかけは、深い危機感と反骨に似たチャレンジ精神だ。GCカタパルトの深田昌則代表は「社会の変革のスピードは速く、このままでは電機メーカーは追い付けない。けれども、技術革新は小回りのきくベンチャーでなくてもできるはずだ」と強調する。

 大勢の従業員がひそかに温めている斬新なアイデアを掘り起こし、社内の各部署で連携できれば、大企業の強みをむしろ生かせるのではないか。さらにあえて未完成のベータ版でも世に問い、必要ならば社外の企業や研究機関などのネットワークもどんどん活用。オープン・イノベーションでスピーディーな製品開発を目指す思惑もある。

 公募には44ものアイデアが寄せられ、経営幹部も審査に加わり、最終プレゼンテーションを経て8つのチームが選出された。

 例えば、あるチームはテレビを絵画に似た感覚で鑑賞できる高級感あるインテリアとして提案。テレビは韓国企業などとの価格競争に苦しんでいるが、新たな付加価値をつけることでニーズを掘り起こす考えだ。

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