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» 2017年03月27日 11時35分 UPDATE

7ユーロで遊べる:“元祖IR”独バーデンバーデンでカジノを体験 (1/3)

高級保養地として知られるドイツ南西部のバーデンバーデン。カジノや温泉が一度に楽しめ、国際会議などのイベントも誘致できる統合型リゾート(IR)の先駆けだ。IRは日本も導入を目指しており、そのヒントを求めてバーデンバーデンを歩いてみた。

[産経新聞]
産経新聞

 ローマ時代から王侯貴族や文人がバカンスを過ごしてきた高級保養地として、世界の観光客を引きつけるドイツ南西部のバーデンバーデン。欧州でも指折りの歴史と文化の深さを誇るこの街は、トランプ米政権が発足して初となる3月の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の舞台に選ばれた。優雅な雰囲気の中でカジノや温泉が一度に楽しめ、国際会議などのイベントも誘致できるバーデンバーデンは、世界的に広がる統合型リゾート(IR)の先駆け。IRは日本も導入を目指しており、そのヒントを求めて、バーデンバーデンを歩いてみた。

7ユーロで遊べる

 幻想的な天井画にぜいを尽くしたシャンデリア、赤を基調にした高級感あふれる絨毯…。バーデンバーデンの顔で、G20財務相会議の会場にもなった複合施設「クアハウス」にあるカジノは、一歩足を踏み入れると、豪華な雰囲気に思わず息をのんでしまう。

 フランス国王の居城を見本に設計され、ドイツ出身の女優、マレーネ・ディートリッヒは「世界で最も美しいカジノ」と絶賛したという。訪れた客は、ルーレットやポーカー、ブラックジャックなどのゲームに優雅に興じていた。

 ジャケット着用といったドレスコードもあり、カジノ初体験の記者は、最初は「ハードルが高いな……」と思った。だが、その不安はすぐに晴れた。周りには富裕層もいるが、よく見ると観光客や地元住民とおぼしき人も多く、いたたまれなく感じることはなかった。

 入場料は5ユーロ(約600円)で、ルーレットは2ユーロ(約240円)から賭けられる。記者は周りの人を参考にしながら挑戦したが、10ユーロが10分ほどでなくなってしまった。それでも雰囲気は味わえ、満足できた。カジノ内にはレストランもあり、客は思い思いの時間を過ごしていて、「カジュアルな社交場」といった風情だった。

複合施設「クアハウス」にあるカジノの入り口=18日、ドイツ・バーデンバーデン
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