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» 2017年03月28日 05時30分 UPDATE

味の決め手は100%ビーフ:マクドナルドのパティ生産の現場を徹底取材 (1/6)

ファストフードの代表「マクドナルド」。身近な存在であるだけに、使われている食材の品質も気になる。今回、マクドナルドの「ハンバーガー」や「ビッグマック」に使用されるビーフパティを生産する工場を取材、工程のすべてを見せてもらった。

[産経新聞]
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 ファストフードの代表といえば、やはりマクドナルド。新商品の登場を含めて何かと気になる存在だ。身近な存在であるだけに、使われている食材の品質も気になる。そこで、そんなマクドナルドの、「ハンバーガー」や「ビッグマック」に使用されるビーフパティを生産する工場を取材。生産工程のすべてを見せてもらった。(金谷かおり)

取材道具も交換

 訪れたのは、千葉県北東部にある、スターゼン(本社・東京都港区)の千葉工場。日本マクドナルドのビーフパティ専用工場として一日約96トン(ハンバーガー約180万個分)の生産能力を誇り、東日本から近畿地方の一部、沖縄県の店舗に出荷する、同社で国内最大のビーフパティ工場だ。

 オフィスフロアもある建物に入った途端、マクドナルドの店舗内のような、おいしそうなにおいが漂ってきた。生産したパティを実際に店舗と同じように調理し、見た目や品質をチェックする「官能検査」を行っているためだという。

 オフィスで迎えてくれたのは、さわやかな笑顔の工場長、渡邉元さん。渡邉さんから生産工程の説明を受けた後、生産エリアへ立ち入る準備として身につけていた貴金属をすべて外し、健康状態に問題がないか、感染症の恐れがないかなどの項目がいくつも並ぶチェックシートに記入。頭から首までをぴったり覆うキャップをかぶり、全身を包む作業着を着用する。

 もちろんネイルの装飾やつけまつげも禁止。事前に通知を受けていたためマニキュアを落とし、爪を切っておいた。通称「コロコロ」と呼ばれる粘着テープを全身にあて、入念な手洗いをし、手袋と手首のすきまをなくすリストバンドを巻く。マスクをつけると、露出しているのは目の辺りだけになった。自分のノートとペンは持ち込めないということで、先方が用意してくれた金属探知機で検知できるメタル製のペンとメモ(紙)に持ち替えてようやく生産エリアに入場できた。

少しでもおかしな形のパティがあれば従業員に取り除かれる=1月30日、千葉県山武市
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