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» 2017年04月05日 11時38分 UPDATE

鉄道ファン必見:超豪華寝台列車「四季島」立ち往生のナゾ JRの豪華列車競争で大丈夫? (1/3)

JR東日本が5月1日から運行を始める超豪華列車「トランスイート四季島」。本番に向けた試運転が続く中、3月20日に日光線で車両の不具合により2度も運転を停止した。

[産経新聞]
産経新聞

 JR東日本が5月1日から運行を始める超豪華列車「トランスイート四季島」。本番に向けた試運転が続く中、3月20日に日光線で車両の不具合により2度も運転を停止した。JR九州の「ななつ星in九州」の成功を機に、JR西日本も6月から「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の運行を始め、全国がまさに豪華列車の“戦国時代”に突入する。その直前、満を持して投入する四季島がまさかの立ち往生。JR東日本は「運転開始に影響はない」というが…。

日光線で2度…

photo 報道陣に公開されたJR東日本の豪華寝台列車「四季島」=3月16日、東京・上野駅(桐原正道撮影)

 3月20日午後1時58分ごろ、JR日光線の下野大沢−今市間で、試運転中だった四季島が運転を見合わせた。搭載する動力電源用エンジン2台中1台が停止する不具合が発生したためだ。残る1台のエンジンで運転を再開したが、午後3時48分ごろ、今市−日光間で再びエンジンが停止した。

 結局、架線から電気の供給を受けて運転を再開し、日光駅に220分遅れの午後5時51分ごろに到着した。このトラブルで日光線は約4時間運転を見合わせ、上下12本が運休するなど約2千人に影響した。

 四季島は、架線から得る電気と、軽油を燃焼させて動かすディーゼルの2つの方式で運行することができる。日光線を走るときは、変電所の電力容量の関係でディーゼルによる動力で運行していた。

 原因は何か−。JR東日本によると、ディーゼルの排気の一部が排気口付近から機関室に流入し、機関室の高温を検知する回路が作動したため、エンジンが停止してしまったという。ディーゼル使用時は通常、機関室は70〜80度になると設定。125度を超えると自動停止するようになっていた。

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