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» 2017年04月12日 18時01分 UPDATE

数年後に海外展開も:トヨタ、歩行練習ロボットのレンタル9月開始

トヨタは、脳卒中などで足が不自由な患者らが歩行練習するためのリハビリテーション用ロボットのレンタルを9月から開始する。

[ロイター]
photo 4月12日、トヨタ自動車は、脳卒中などで足が不自由な患者らが歩行練習するためのリハビリテーション用ロボットのレンタルを9月から開始すると発表した。都内で撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 12日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は12日、脳卒中などで足が不自由な患者らが歩行練習するためのリハビリテーション用ロボットのレンタルを9月から開始すると発表した。同社は車生産で導入した産業用ロボットの技術や自動車の開発技術を応用し、移動や生活に役立つ「パートナーロボット」の開発を進めてきており、実用化は今回が初めて。

少子高齢化社会に役立つ商品として、歩行練習用を皮切りにバランス機能維持のためのロボットや介護支援ロボットなど順次、実用化する方針。2020年にはパートナーロボットの品ぞろえを増やし、事業として発展させたい考え。

歩行練習用ロボットは初期費用が100万円、月額35万円でレンタルする。5月から受注を開始し、日本国内の医療機関向けに3年程度かけて100台のレンタルを目指す。今後、日本人と体格の似ているアジアを手始めに、数年後には海外での展開も図る方針。

トヨタは2007年末から藤田保健衛生大学(愛知県豊明市)と共同でリハビリ支援ロボットの開発を始め、11年から医療現場での実証実験を行ってきた。歩行練習用、バランス練習用は全国34の施設で臨床的研究を実施し、900人を超える患者が使用している。

(白木真紀)

Copyright © 2017 Thomson Reuters

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