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» 2017年04月13日 05時30分 UPDATE

320億円市場:第2のハロウィーンなるか? イースター市場じわり (1/2)

「イースター」を控え、小売り・サービス業界で商戦を仕掛ける動きが活発だ。仮装やパーティーを楽しむ日として「ハロウィーン」が盛り上がる中、イースターも次なる消費喚起イベントにしようとの思惑がある。

[産経新聞]
産経新聞

 キリスト教の春の祭日「イースター」(※)を今週末に控え、小売り・サービス業界で商戦を仕掛ける動きが活発だ。欧米の秋の祭日「ハロウィーン」が、日本では仮装やパーティーを楽しむ日として盛り上がっており、イースターも次なる消費喚起イベントにしようとの思惑がある。(藤谷茂樹、田村慶子)

※イースター(復活祭)=キリストの復活と春の訪れを喜ぶ、キリスト教の重要な祭礼。春分の後、最初の満月から次に来る日曜で、日付は毎年変わる。2017年は4月16日。タマゴは生命、ウサギは豊穣を象徴し、それぞれイースターのシンボルとされる。

きゃりーぱみゅぱみゅが“イースターソング”発売

 小売り大手のイオングループは初めてキャンペーンを展開。歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんをCMに起用し、彼女がイースターソングとして発売した新曲「良(いい)すた」で盛り上げを図る。

 大丸梅田店(大阪市北区)もイースター企画を初開催。同市此花区の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」ではキャラクターがウサギの耳を付けて来場者を歓迎する。

 イースターは、販売促進イベントが空白期となる「ひな祭りと大型連休の間」(イオン広報担当者)にあたる。小売り・サービス事業者の念頭にあるのは、秋の行楽シーズンとクリスマスの空白期を埋めるハロウィーンの成功だ。

 日本記念日協会によると、2016年のハロウィーン関連市場は推計1345億円。これに対し、17年のイースター市場は推計320億円にとどまる。成長余地の大きさが、関係者の期待を過熱させている。

大丸梅田店でイースター向けに販売するタマゴ型の洋菓子=大阪市北区
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