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» 2017年04月14日 14時34分 UPDATE

アニメ作品の鑑賞が増加:「君の名は。」効果? 劇場で映画見た20代男性増加

2016年に大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」効果で、映画館に足を運んだ20代男性が増えた可能性がある──GEM Partners調べ。

[ITmedia]

 大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」効果で、映画館に足を運んだ20代男性が増えた可能性がある──映画・映像に特化したマーケティングデータ分析を手がけるGEM Partnersが4月14日、2016年の映画鑑賞者の動向をまとめた。

 2016年に年間1本以上を映画館で鑑賞した人は31.1%で、前年から0.5ポイント増と微増だった。

 鑑賞作品のジャンル別では、興行収入248億円突破の「君の名は。」や「この世界の片隅に」(25億円)、「聲の形」(22億円)など、ヒットが相次いだ日本のアニメ映画が12.6ポイント増の43.2%と大幅にアップした。

「君の名は。」効果で日本のアニメ映画の鑑賞が大幅アップ

 他のジャンルは軒並み割合を下げており、最も下がったのは外国実写映画(56.8%→48.6%)。「シン・ゴジラ」などがヒットした日本実写映画も微減だった。

 性別・年代別では、女性の20代が11.5%と最多だが、男性の20代が前年の9.5%から11.0%に増えていた。GEM Partnersは「映画鑑賞人口の視点からは、『君の名は。』は特に男性20代に効果があったと推察される」としている。

男性の20代が前年から増加

 男性20代が映画館での映画鑑賞に求めるのは「気分転換」「日常生活からの解放」が上位。前年と比較すると「友人・知人との共通の話題作り」「異なる世界・人生の体験」「好奇心、知識・教養の向上」が伸びていた。

男性20代が映画館での映画鑑賞に求めるものは?

 また男性20代はIMAX、4DX、爆音上映など、高付加価値な上映形態の利用意向が高い傾向があった。映画館に定着させるためにはこうした特徴をとらえたコミュニケーションやサービスが重要だとGEM Partnersは指摘している。

高付加価値な上映形態の利用意向が高い

 調査結果は、「GEM映画白書2017」にまとめた。

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