トヨタ、WEC第1戦で勝利 シルバーストーン6時間中島選手ら8号車

» 2017年04月17日 11時53分 公開
[ITmedia]

 世界耐久選手権(WEC、全9戦)は4月16日(現地時間)、第1戦の英シルバーストーン6時間で決勝レースを行い、中嶋一貴選手らのTOYOTA GAZOO Racing 8号車が優勝した。

photo 優勝したTOYOTA GAZOO Racing「TS050 HYBRID」8号車=トヨタ提供

 「TS050 HYBRID」8号車は中嶋選手とセバスチャン・ブエミ選手、アンソニー・デビッドソン選手が搭乗。ポールポジションの7号車(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)に次ぐ2番手でスタートした。

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 トヨタ勢の2台でトップを快走したものの、7号車にアクシデントが発生。セーフティーカー出動で8号車はポルシェ勢に差を縮められ、再開後にトップを譲ったものの、ブエミ選手が残り13分でトップに立ち、そのまま勝利をもぎとった。

photo 優勝したアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の3選手

 2位はポルシェ2号車「919ハイブリッド」(ティモ・ベルンハルト、アール・バンバー、ブレンダン・ハートレー)、3位もポルシェ1号車「919ハイブリッド」(ニール・ジャニ、アンドレ・ロッテラー、ニック・タンディ)。7号車は66分の修理を経てレースに復帰し、23位だった。

 次回はル・マン24時間の前哨戦ともいえる第2戦のベルギー、スパ・フランコルシャン6時間(5月6日)。トヨタは初めて3台体制で臨み、9号車(ステファン・サラザン、国本雄資、ニコラス・ラピエール)が出場する。

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