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» 2017年04月19日 05時30分 UPDATE

着陸料を無料に:長距離便を呼び込め、関空が着陸料で奥の手 (1/2)

関西国際空港を運営する関西エアポートが4月から、航行距離3000キロ以上の新規路線は初年度の着陸料を無料にするなど、中長距離便の優遇策を導入している。関西エアは「乗り継ぎ便の誘致で長距離路線復活を目指したい」と意気込んでいる。

[産経新聞]
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 関西国際空港を運営する関西エアポートが4月から、航行距離3000キロ以上の新規路線は初年度の着陸料を無料にするなど、中長距離便の優遇策を導入している。中でも注目を集めるのが、関空を中継地とする経由便は片道分の着陸料を無料にする乗り継ぎ割引だ。世界でも珍しい制度で、関西エアは「乗り継ぎ便の誘致で長距離路線復活を目指したい」と意気込んでいる。(藤原直樹)

長距離LCC急成長

 乗り継ぎ割引は、就航先の相手国から、さらに別の国に運航できる「以遠権」を利用した路線が対象。

 マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアXが6月28日に就航するクアラルンプール−関空−ハワイ・ホノルル線には、この割引が適用される。同路線は関空−ホノルル間の運賃が1万2900円からと、大手と比べて大幅に安い価格を実現したことから予約は好調という。

 LCCは、航行時間4時間以内の中距離までが多かったが、このところ機材の大型化で長距離路線が増加している。中国や韓国など近距離路線の増加で成長してきた関空も、今後は東南アジアなど中距離以上の充実が見込まれている。

 関西エアは、LCCが関空で折り返すだけではなく、以遠権を利用して米国や欧州方面まで運航するよう促していく考え。路線誘致を担当する関西エアのグレゴリー・ジャメ専務執行役員は「乗り継ぎ割引は航空会社からの関心が高い。エアアジアX以外にも幾つかの航空会社と交渉を進めている」と自信をみせる。

6月に就航するエアアジアXの関西国際空港−ハワイ線の記者会見。この路線は着陸料の乗り継ぎ割引が適用される=平成29年2月、大阪市中央区
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