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» 2017年04月19日 11時11分 UPDATE

ビジネスの裏側:書店で最近目立つ「コクヨの本」 「頭の整理」法を解説 (1/2)

文具大手のコクヨが、自社名をタイトルにつけた書籍を相次いで出版している。

[産経新聞]
産経新聞

 文具大手のコクヨが、自社名をタイトルにつけた書籍を相次いで出版している。ロングセラー商品「キャンパスノート」を社員がいかに工夫して使っているかを写真付きで紹介したり、プレゼンの方法を指南したり。いずれも好評でブランド力向上に一役買っている。文具コーナーを併設する書店は多く、同社にとって出版は本業へのプラス効果が大きいのも魅力だ。(栗井裕美子)

アイデア100件

photo 「たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術」とキャンパスノートを並べて陳列している売り場=大阪市浪速区のジュンク堂書店難波店

 コクヨが昨年12月に発行した「たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術」(KADOKAWA)。ノートを売っているコクヨの社員自身は、どんな風にノートを使っているのかを解説する内容だ。

 「最初のページに目次を作る」「打ち合わせのメモはノートの前から、浮かんだアイデアはノートの後ろから書く」「毎朝、真っ白なノートにその日にやるべきことを筆ペンで書き出す」といったアイデア100件を紹介している。

 ジュンク堂書店難波店(大阪市浪速区)では同書とキャンパスノートを並べて陳列している。担当の三ツ木絵里さんは「本もノートもよく売れる。まさに相乗効果」と話す。

 コクヨによると、同書は現在5刷目が決定しているという。

東大合格生のノウハウ

 ノートの効率的な使い方を知りたがっている人は多い−。それを浮き彫りにしたのは、平成20年秋に出版された「東大合格生のノートはかならず美しい」(文芸春秋)だった。

 著者の教育研究家、太田あやさんは、生徒のノート約200冊を分析。それぞれ、見やすい図が書き込まれ、個条書きはグループごとに線で囲ったり、段落のように書き始める位置を変えたりしていた。

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