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» 2017年05月11日 11時50分 UPDATE

有機EL元年:有機ELテレビ、LGとの価格差“2倍” 日本勢追撃なるか (1/2)

パナソニック、ソニー、東芝の有機ELテレビが国内で出そろい、価格の安い製品を持つ韓国LGを交えた「有機EL元年」の商戦が本格化する。

[産経新聞]
産経新聞

 パナソニックは10日、次世代パネル「有機EL」を採用したテレビを同社として日本で初めて発売すると発表した。今年はソニーや東芝の参入が相次ぎ、大手3社の有機ELテレビが国内で出そろう。2020年開催の東京五輪に向けて、各社はテレビの買い替え需要に期待。価格の安い製品を持つ韓国LG電子を交えた「有機EL元年」の商戦が本格化する。

photo パナソニックが発売する有機ELテレビ=10日、大阪市中央区(南雲都撮影)

 パナソニックは「VIERA(ビエラ)」ブランド3機種で、有機ELモデルを6月16日に発売する。2015年から欧州で有機ELテレビを売っているが、国内向けには販売していなかった。

 3機種は、フルハイビジョンの4倍の解像度がある4Kに対応。米ハリウッド映画関係者からも意見を聞いて、多彩な色を表現できる高度な画像処理性能を備えたという。同社の音響機器ブランド「テクニクス」の技術を採用し、クリアな音響にこだわった機種も投入する。

 これまでは国内の有機ELテレビ市場はLG電子がほぼ独占していたが、今年は日本メーカー3社が参入。東芝は3月8日に「レグザ910Xシリーズ」、ソニーも「ブラビアA1シリーズ」として有機ELモデルを6月10日に発売する。国内3社は、投資コストを抑えるため、パネル部品については自社生産をせず、LG電子から調達。そのうえで、独自の画質処理や音響技術を加えて、性能を高める戦略をとる。

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