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» 2017年05月17日 11時27分 UPDATE

コメ農家にジャガイモ栽培を:ポテチ品薄、回復は秋以降? カルビー、農家支援も (1/2)

北海道産加工用ジャガイモの不足から、ポテトチップスの品薄が長期化している。

[ロイター]

 北海道産加工用ジャガイモの不足から、ポテトチップスの品薄が長期化している。大手メーカーは定番商品の原料確保のため4月からアイテム数を絞っており、回復は秋以降となる見通しだ。カルビーは今後、東北や九州のコメ農家などに加工用ジャガイモの栽培も勧め、収穫や選別といった重労働を支援することで7万〜8万トンの供給増を目指す。

photo カルビーの工場で揚げ上がったばかりのポテトチップス(大塚聡彦撮影)

 「値引きを抑え、(シリアル食品の)『フルグラ』販売増などで収益を補う」

 カルビーの伊藤秀二社長は12日の決算会見で苦渋の表情を見せた。昨夏の台風や大雨により北海道のジャガイモが不作となった影響で、「ピザポテト」など33商品が販売休止や終了に追い込まれた。今年度のポテトチップスの売上高は前年度比6.4%(49億円)減少する見込みだ。

 北海道は国内のジャガイモ生産量の約8割を占めるが、昨年の出荷量は約153万トンと前年比1割減少した。ポテトチップスはジャガイモに含まれる糖分やデンプンが多いとおいしく作れないが、生食用には多く含まれており原料への転用は困難。輸入ジャガイモの利用も品質面で難しく、湖池屋も16商品がストップした。

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