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» 2017年05月23日 18時10分 UPDATE

「私の子はどこに」:「助けて」英爆発で不明の子どもたち、家族がSNSで捜索

英マンチェスターのコンサート会場で起きた爆発を受け、コンサートに来ていた10代の子どもたちの親や友人は、ソーシャルメディアを使って彼らの安否を必至に確認しようとしている。

[ロイター]
photo 5月22日、米歌手アリアナ・グランデさんがコンサートを行っていた英マンチェスターの会場で発生し、少なくとも19人が死亡した爆発を受け、コンサートに来ていた10代の子どもたちの親や友人は、ソーシャルメディアを使って彼らの安否を必至に確認しようとしている。写真は防寒用毛布にくるまる女性。マンチェスターで23日撮影(2017年 ロイター/Andrew Yates)

[マンチェスター(英国) 23日 ロイター] - 米歌手アリアナ・グランデさん(23)がコンサートを行っていた英マンチェスターの会場で22日発生し、少なくとも19人が死亡した爆発を受け、コンサートに来ていた10代の子どもたちの親や友人は、ソーシャルメディアを使って彼らの安否を必至に確認しようとしている。

「皆さん、お願いです。これをシェアしてください。私の妹エマは今夜#Manchesterで行われたアリ(アナ・グランデ)のコンサートに行っていました。彼女は電話に出ません。私を助けてください」。そう書かれたメッセージが、髪に花飾りを付けた金髪の少女の写真と共に短文投稿サイトのツイッターに投稿された。

また、Erin:Pと名乗る男性は、「彼女はピンクのトレーナーを着て、ジーンズをはいています。名前はホイットニー」と投稿し、姉妹を見つけるため、助けを求めている。

グランデさんのコンサートが終了し、大勢の若いファンとその保護者らが一斉に会場のマンチェスター・アリーナを後にするなか、爆発がロビーを揺らした。

Deplorable MrsKというアカウント名のツイッターユーザーは、スーツ姿で笑顔の若い男性の写真と共に「私の息子は今日、マンチェスター・アリーナにいました。私の電話に出てくれません。お願いだ」と投稿している。

コンサート後、まだ確認のとれない子どもたちの笑顔の写真がインターネット上を駆けめぐっている。

アリーナ近くの駅に夫と一緒にいて爆発を感じたというポーラ・ロビンソンさん(48)は、数多くの少女が叫びながらアリーナから逃げてくるのを目撃したという。

「私たちは懸命に走った」とロビンソンさんはロイターに語った。「本当に爆発の直後だった。私たちは駆け寄って、少女たちを連れて一緒に逃げた」

ロビンソンさんは多くの少女たちを近くのホテル「ホリデイ・イン・エクスプレス」に連れて行き、自分の携帯電話の番号をツイート。心配しているであろう親たちに向かってホテルで落ち合うことを伝えた。ツイート後、ロビンソンさんの電話が鳴りやむことはなかったという。

「親たちは子どもに会おうと半狂乱になっていた。ホリデイ・インにはたくさんの子どもたちがいた」

ソーシャルメディアの投稿によると、プレミア・インや市内の他のホテルも避難場所として開放されている。ホリディ・インには最大60人の子どもが避難しているとみられる。

タクシーの運転手たちはマンチェスターを離れる必要のある人には無料で乗車を申し出ている。一方、市内で足止めを食らっている人に無料で寝室やソファを提供するためにハッシュタグ「#RoomForManchester」が使われている。

「私はマンチェスター市内から10分の場所に住んでいる。どこへでも迎えに行けるし、送ってあげることもできる。助けが必要な人はただ教えてほしい。#roomformanchester」と、ダニー・ハッチと名乗る人物はツイッターにこう記した。

Copyright © 2017 Thomson Reuters

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