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» 2017年06月21日 11時34分 UPDATE

JC08からWLTCへ:車の燃費、主戦場は「実走値」 各社前倒し対応 (1/2)

自動車の燃費表示をより実際の走行値に近づける取り組みが広がりつつある。

[産経新聞]
産経新聞

 自動車の燃費表示をより実際の走行値に近づける取り組みが広がりつつある。昨年の三菱自動車とスズキの燃費不正問題が契機となり、実際よりかなり良くなっているカタログ表示の燃費に対し消費者の視線が厳しさを増しているためだ。政府は、来年10月以降に発売する新型車から国連が定めた国際的な燃費表示を義務付けるが、自動車メーカーでは前倒しの対応も活発化してきた。

photo 新たな燃費表示基準の認可を国内で初めて取得したマツダの「CX−3」(写真はディーゼルエンジン車)

 マツダは、今夏にガソリンエンジンタイプを追加して発売する小型スポーツ用多目的車(SUV)「CX−3」が、国際的な燃費表示基準の認可を国内で初めて取得した。任意段階ながら国土交通省から認可を受けた。CX−3の二輪駆動車の燃費は、現行基準ではガソリン1リットル当たり17.0キロなのに対して、新たな基準の平均走行パターンでは16.0キロとなり、カタログ上の数値と実勢値との差が縮まる。マツダは新たな基準の義務付け前に、先行的に採用することで独自の低燃費技術をアピールする。

 現在、日本で販売中の乗用車に表示されている燃費は、メーカーが走行試験で測定した空気抵抗値などのデータを基に、国が屋内の計測機のローラー上を走らせて測定した数値だ。「JC08モード」と呼ばれ、2011年から導入された。

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