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» 2017年06月28日 11時50分 UPDATE

人員削減検討しない:東芝、株主総会で社長が陳謝 半導体売却は現在も交渉中

東芝の綱川社長は28日の定時株主総会で、決算報告や有価証券報告書の提出が遅れ、8月1日から東証2部への降格が決まったことを陳謝した。

[ロイター]
photo  6月28日、東芝の定時株主総会が午前10時から千葉市で始まった。写真は都内で23日撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[千葉市 28日 ロイター] - 東芝<6502.T>の綱川智社長は28日の定時株主総会で、決算報告や有価証券報告書の提出が遅れ、8月1日から東証2部への降格が決まったことを陳謝した。午前10時から始まった総会の冒頭で「株主、ステークホルダーに迷惑、心配をかけていることをあらためておわびする」と述べた。

同社は株主総会までに半導体事業売却で日米韓連合と最終合意することを目指していたが、同日朝、「現時点で合意に達しておらず、現在も交渉中」と発表した。

東芝は21日、半導体子会社の売却先として、政府系ファンドの産業革新機構、日本政策投資銀行、米系ファンドのベインキャピタルが出資する陣営を優先交渉先にすると発表。連合には、韓国半導体大手のSKハイニックス<000660.KS>も加わっている。

総会で綱川社長は、同連合との最終契約について「意見調整に時間がかかっているが、早期の最終合意を目指している」と株主に説明した。

米国での建設事業で巨額損失を招いた原発事業の今後について、成毛康雄副社長は、「原発は重要なエネルギー源で、(国内の)再稼働、保守、廃炉を中心に事業を続ける」と説明、国内で継続する方針を改めて示した。

今後の人員削減については、「現時点で人員削減は検討していない」(成毛氏)としている。

(浜田健太郎 編集:田中志保)

Copyright © 2017 Thomson Reuters

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