マツダ「CX-3」マイナーチェンジ ガソリンモデル追加先進安全技術を全車標準に(1/2 ページ)

» 2017年06月28日 13時09分 公開
[ITmedia]

 マツダは6月28日、スポーツタイプ多目的車(SUV)「CX-3」をマイナーチェンジすると発表した。従来のクリーンディーゼルエンジンモデルに加え、ガソリンエンジンモデルを追加し、ベースグレードで210万6000円(税込)からと求めやすくした。ガソリンエンジンモデルは7月末から生産する予定。

photo CX-3のガソリンエンジンモデル「20S L Package」。ボディーカラーは新色「ソウルレッドクリスタルメタリック」

 2015年に発売したコンパクトクロスオーバーSUV。これまでは1.5リットル直列4気筒ディーゼルターボ「SKYACTIV-D 1.5」のみだったが、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」を設定する。

 SKYACTIV-G 2.0は、2.0リットル直列4気筒の自然吸気エンジンで、最高出力148PS、最大トルク192N・mを発揮。ディーゼルモデルにあるマニュアルトランスミッション(MT)は設定されず、6速ATのみとなる。

 2018年10月以降に義務化される新燃費モード「WLTCモード」の認可を先行取得。ガソリンエンジンのベースグレード「20S」の2WDモデルの場合、1リットル当たりの燃費は従来のJC08モードでは17.0キロだが、WLTCモードでは総合で16.0キロ、市街地モードで12.2キロ、郊外モードで16.8キロ、高速道路で18.0キロ──と、使用実態に合わせた燃費値を表示している。

 マイナーチェンジでは、先進安全技術を全車に標準装備。高齢ドライバーの事故防止や被害軽減に効果が期待される技術を搭載する「サポカーS・ワイド」に全車が該当するという。

 またボディーカラーとして、新型「CX-5」に採用された新色「ソウルレッドクリスタルメタリック」を設定。従来の「ソウルレッドプレミアムメタリック」と比べ、彩度を約2割、深みが約5割増しているという。

 価格(税込)は、ガソリンモデルが210万6000円〜279万6400円、ディーゼルモデルが240万8400円〜306万6400円。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.