今回のキャンペーンによって、ハワイに訪れる日本人観光客を増やしたいのがハワイ州観光局の大きな狙いだ。
現在、ハワイへ訪れる日本人観光客は年間約148万人。97年にピークとなる222万人を記録したが、その後は右肩下がりに。数年前から再び上向き傾向にあるものの停滞感は否めない。
高畑局長によると、ハワイはリピート率が高く、3回以上訪れたことのある観光客は全体の62%に上る。「一度ハワイに足を運べばファンになる人は多いが、その最初の一歩がハードルになっている」と高畑局長は述べる。そこで新規顧客の開拓、とりわけ若年層の観光客獲得に注力したい考えだ。そうした中で今回の3社は若年層にリーチできる企業であり、期待は大きいという。
ハワイ州観光局にとっても複数企業との合同キャンペーンは初めてだが、「今後も参画企業を増やしていきたい」と高畑局長は意気込んだ。
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