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» 2017年07月19日 14時59分 UPDATE

排ガス問題:独ダイムラー、2.2億ユーロ投じディーゼル車300万台超改修へ

傘下にメルセデス・ベンツを持つ独自動車大手Daimler(ダイムラー)は、欧州で2億2000万ユーロ(2億5500万ドル)を投じ、300万台を超えるディーゼル車を改修する。

[ロイター]
photo 7月18日、独自動車大手ダイムラーは、欧州で2億2000万ユーロ(2億5500万ドル)を投じ、300万台を超えるディーゼル車を改修する。2016年2月、独シュツットガルトで撮影(2017年 ロイター/Michaela Rehle)

[フランクフルト 18日 ロイター] - 独自動車大手ダイムラーは、欧州で2億2000万ユーロ(2億5500万ドル)を投じ、300万台を超えるディーゼル車を改修する。ディーゼル車の排ガス削減に向けた対応策を取締役会が承認したことを18日、明らかにした。

ダイムラーは声明で「約2億2000万ユーロの投資を行う。顧客の負担はない」とした。近く追加情報を公表するとしている。

ドイツでは前週、ダイムラーの高級車部門メルセデス・ベンツの幹部らが排ガス問題で政府から喚問された。その際同社は、運輸省に対し新たな排ガス試験を受けることを了承していた。

ダイムラーはさらに、4気筒の新ディーゼルエンジン「OM 654」を公開すると明らかにした。

独フォルクスワーゲン(VW)が2015年に排ガス試験における不正を認めて以来、自動車業界ではディーゼル車の窒素酸化物(NOX)排出に関して批判が集まっている。

今年5月には、ダイムラーがディーゼル車の排ガス処理システムについて不正な広告を行っているとの疑いで、検察官23人および警察や州の刑事当局者など約230人が独事務所を家宅捜索した。

ダイムラーは、同社製自動車の法令順守を主張している。ただ4月の四半期報告では、米国で行われたディーゼル車の排ガス汚染や排ガス制御補助装置(AECD)の調査により、多額の罰金支払いや大規模リコール(回収・無償修理)を迫られる可能性があるとの見方を示した。

Copyright © 2017 Thomson Reuters

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