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» 2017年08月07日 12時30分 UPDATE

中国国内からさえ「権利侵害」:中国企業が円谷プロに無断で“中華ウルトラマン” (1/5)

中国企業がウルトラマン」を使ったアニメ作品を円谷プロに無断で製作すると発表し、円谷が「法的措置を含む断固とした措置をとる」と抗議するなど騒ぎになっている。

[産経新聞]
産経新聞

 中国企業が、日本の特撮ヒーロー「ウルトラマン」を使ったアニメ作品を、生みの親である円谷(つぶらや)プロダクション(東京都渋谷区)に無断で製作すると発表。円谷が「法的措置を含む断固とした措置をとる」と抗議の声明を発表するなど騒ぎになっている。ウルトラマンは光の国から地球を守るためにやって来た設定だが、“中華ウルトラマン”は、どこから飛んできたのか。

警告したにもかかわらず

photo 中国企業が発表した3Dアニメ「奥特曼(ウルトラマン)」のポスター。中国の短文投稿サイト「微博」における同社公式アカウントから

 この中国企業は「広州藍弧文化伝播有限公司」という映像製作会社で、7月10日に北京で「鋼鐵飛龍之再見奥特曼」という3Dアニメを製作すると発表した。

 ご丁寧にもと言うべきか、7月10日は「ウルトラマンの日」。1966年の同日、「ウルトラマン」テレビ放送第一回(同年7月17日)まで1週間を記念したイベントが行われたのが由来だ。

 「奥特曼」は「ウルトラマン」の簡体字表記。「鋼鐵飛龍」は、「ドラゴンフォース」という既存の3Dアニメのことで、この新作にウルトラマンが客演するようだ。

 なお、「ドラゴンフォース」は、2013年に日本で劇場公開されている。当時中国・広州市を拠点にしていた日本人アニメ監督が総監督を務めた。同監督は7月17日に短文投稿サイト「ツイッター」に「僕が関与していないのは勿論の事、『鋼鉄飛龍』の制作会社、スタッフとも全く関係ありません」と、こんどの中華ウルトラマンおよび「ドラゴンフォース」への関与は否定している。

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