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» 2017年08月10日 12時05分 UPDATE

排水量3900トン:海自の新型艦、三菱重が受注 下請けは三井造船

防衛装備庁は、2018年度から建造する海上自衛隊の新型艦の元請けに三菱重工業を選定した。

[ロイター]
photo 8月9日、防衛装備庁は2018年度から建造する海上自衛隊の新型艦の元請けに三菱重工業を選定したと発表した。神奈川で昨年7月撮影(2017年 ロイター/Maki Shiraki)

[東京 10日 ロイター] - 防衛装備庁は9日、2018年度から建造する海上自衛隊の新型艦の元請けに三菱重工業 <7011.T>を選定したと発表した。三菱重はこのところ2回連続で護衛艦の受注を逃しており、今回の選考が注目されていた。

装備庁は来年度から4年間で8隻の新型艦を建造する計画。8隻のうち最低2隻を副契約者が、残りを主契約者が請け負う予定で、三菱重、三井造船<7003.T>、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)が応札していた。

装備庁は要件に最も適していたとして、三菱重を元請けに、三井造船を下請けに選んだ。18年度はまず2隻分を発注。およそ1000億円を来年度予算で要求する見通しだ。

海自の護衛艦を巡っては、15年度、16年度のイージス艦受注競争で三菱重がJMUに敗退。新型艦の受注も逃すと、三菱重の造船所の稼働率が下がり、国内の建造基盤が弱体化するとの懸念が防衛省内で出ていた。

新型艦は排水量3900トンと、5000トン級の既存艦に比べて小型化したのが特徴。東シナ海で中国艦が動きを活発化させる中、建造費を従来の700─800億円から抑え、数を増やすことにしている。

(久保信博)

Copyright © 2017 Thomson Reuters

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