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» 2017年08月21日 11時37分 UPDATE

ミニストップ統合進むか:セブンに店舗売上高で大差つけられるローソン “三菱色”で巻き返し? (1/6)

三菱商事色が濃くなったローソンは、首位セブン−イレブン・ジャパンに果たして対抗できるのか?

[産経新聞]
産経新聞

 コンビニエンスストア3位のローソンが今年2月、三菱商事の子会社となってから、ほぼ半年が経過した。社外役員を除く取締役5人全員が三菱商事出身となり連携の強化を狙うものの、今のところ目立った成果は出ていない。三菱商事色が濃くなったローソンは、首位セブン−イレブン・ジャパンに果たして対抗できるのか?

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 「子会社になったことで三菱商事に飲み込まれてしまうのではないか?」

 「三菱商事が50%以上の株式を握ったが、個人株主のことはどう考えているのか?」

 5月30日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれたローソンの株主総会で、株主から経営陣への批判が相次いだ。三菱商事は約1500億円を投じ、2月に株式公開買い付け(TOB)でローソンへの出資比率を33.4%から50%超に引き上げ子会社化。ローソンの一部株主は、そのことに不安や不満を感じたようだ。

 これに対し、総会で議長を務めた三菱商事出身の竹増貞信社長は、「三菱商事はローソンの上場と経営の自主性を維持する。独立した上場会社として相乗効果を追求していきたい」と、かわすのが精いっぱいだった。

 三菱商事と連携を強め、調達や商品開発力を高める−。こんな竹増社長の思いとは裏腹に、現時点で子会社化に伴うローソンへのプラス効果は乏しい。足元の決算だけを見れば、「三菱商事の都合によるローソンの子会社化」と、見えなくもない。

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