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» 2017年08月24日 11時34分 公開

依存〜溺れるネット世界:スマホゲーム「無間地獄」 FGOにはまり際限なく高額利用 (1/5)

誰もが、どこでもスマートフォンを手にしている光景が当たり前となり、インターネットの世界と切っても切れない関係となった現代。そこにもゲームといった依存に陥る構造が存在する。彼らはどのようにして溺れたのか。

[産経新聞]
産経新聞

 誰もが、どこでもスマートフォンを手にしている光景が当たり前となり、インターネットの世界と切っても切れない関係となった現代。そこにもゲームといった依存に陥る構造が存在する。彼らはどのようにして溺れたのか。

有料くじ「ガチャ」夢中に 仮想世界のヒーローになるために

photo 両親のクレジットカードを使い、スマートフォンゲームの「課金」を繰り返す若者は後を絶たない(写真と本文は関係ありません)

 宇野築(25)=大阪市旭区=は大学卒業後、障害者支援施設でアルバイトを始めた。働き始めて4カ月ほどが経過したころ、突然体調を崩して働けなくなった。自宅療養に切り替えたとき、気晴らしに始めたスマートフォンのロールプレーイングゲーム(RPG)「フェイトグランドオーダー」(FGO)などに、はまった。

 RPGは、架空の設定のもと、ゲーム参加者が登場人物を操作し、戦いや謎解きを通し、アイテムなどを手に入れるゲームだ。ゲームを有利に進められる武器などが手に入る有料くじ「ガチャ」があり、宇野はその獲得に夢中になった。

 就職に失敗し、アルバイトをしたが、わずか4カ月で体調を崩した。一度も実家を出たことがなく、友人ら周囲とうまく折り合えなかった。しかし、ほとんど何もできなかった現実とは違い、自分を大きく見せられ、優越感に浸れるゲームもあった。そのためにはガチャが欠かせなかった。

父母のクレジットカード使い、欲しいもの必ず手に入れる

 数カ月後に同じアイテムを獲得できたり、他のプレーヤーと交換できたりするケースもあるが、宇野がはまったガチャは獲得のチャンスが一度しかなく、期間中、欲しいものは何回でも挑戦した。1回300円。初回で引ければもうけものだが、うまくはいかない。

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