再生エネ発電のレノバ、17年中にも東証1部に市場変更か2月にマザーズ上場したばかり

» 2017年08月28日 12時41分 公開
[ITmedia]

 再生可能エネルギー発電のレノバ(東京都千代田区)が年内にも東証1部への市場変更を申請する方針だと、一部報道機関が8月28日報じた。

photo レノバの公式サイト

 レノバは2000年に創業。太陽光、バイオマス、風力、地熱など多岐にわたる再生可能エネルギー発電所の新規開発と運営管理を手掛けており、2017年2月に東証マザーズに上場したばかりだ。

photo マザーズ上場時のニュースリリース

 日本経済新聞の報道によると、レノバは今後5年間で総事業費4000億円超の洋上風力発電事業などの開発を予定しているため、1部上場によって資金調達時の信用向上を図る狙いという。市場変更時の公募増資は予定していないという。

 中長期で株式を保有する傾向が強い機関投資家などに、株主の層を広げる狙いもあるとしている。

photo レノバによるコメント

 報道に対し、レノバは「当社が発表したものではない」とコメント。「企業価値向上に向けた取り組みの一環として、早期の東証1部に向けた申請を検討しているが、決定した事実はない。開示すべき事実が発生した場合には速やかに発表する」としている。

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