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» 2017年09月07日 11時38分 公開

「不適切と指摘されても仕方のない行為」:文芸春秋が新潮社に謝罪 週刊新潮「盗み見」認める

発売前の「週刊新潮」の中づり広告をトーハンから文芸春秋が入手していた問題で、文芸春秋が新潮社に対し「不適切な取り扱いと指摘されても仕方のない行為だった」と認め、謝罪した。

[産経新聞]
産経新聞

 発売前の「週刊新潮」(新潮社)の中づり広告を出版取次大手「トーハン」から文芸春秋が入手していた問題で、文芸春秋が新潮社に対し「不適切な取り扱いと指摘されても仕方のない行為だった」と認め、謝罪していたことが6日、分かった。

 文芸春秋の松井清人社長名で記された文書(5日付)では、トーハンから中づり広告を長期にわたり借り受けていたことを認め、謝罪。さらに「週刊新潮に記事が掲載されることを知りながら、WEB上であたかも週刊文春の独自スクープであるかのごとく速報を流した事例があった」などとしている。

 週刊文春の新谷学編集長はこれまで公式サイトで「情報を不正、不法に入手したり、記事を書き換えたり、盗用したりした事実は一切ない」などと主張。文芸春秋広報部は「中づりを借り受けていたことは不適切な取り扱いと指摘されても仕方のない行為であったと認め、新潮社におわびした」としている。

 週刊新潮担当役員の酒井逸史氏は産経新聞の取材に「解決まで少し時間がかかったが、誠実な謝罪文をいただいたと考えている。新潮社、編集部としてこの謝罪を受け入れ、今後は互いに切磋琢磨し、出版ジャーナリズムを盛り上げていきたい」と話した。

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