トヨタ自動車は9月14日、「レクサス」ブランドのスポーツタイプ多目的車(SUV)「レクサスNX」をマイナーチェンジし、発売した。外観デザインやインテリアを改良したほか、先進安全技術を強化した。
エクステリアでは、フロントのスピンドルグリルに「LX」「RX」と同様のレイヤー状のデザインを採用し、「レクサスブランドのSUV」を表現。リアは新意匠のコンビネーションランプを採用するなどしてワイドで立体的な造形とし、タイヤの踏ん張りを強調。LEDシーケンシャルターンシグナルランプも採用した。
インテリアは、カラーヘッドアップディスプレイ(HUD)と一体化したメーターフードなど質感向上と先進性を表現。ナビディスプレイは10.3インチに拡大したほか、タッチパッドを大型化した新型リモートタッチを採用し、操作性を向上している。
走行面では、サスペンションのチューニングでロール特性や操舵に対する応答性を向上させ、アブソーバーの変更で乗り心地を改善した。また、ドライブモードセレクトに「Customモード」を新設定。パワートレーンやシャシー、空調の各制御を自由に組み合わせ、好みの走りを楽しめるという。
プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロールなど4機能を含む予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」を標準設定する。
価格(税込)は、2リットル直列4気筒ターボエンジンモデル「NX300」が440万円〜532万円、ハイブリッドモデル「NX300h」が504万円〜596万円。
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