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» 2017年09月20日 11時00分 公開

「最低な男を信じた自分が悔しい」:1億円貢いだバンドマンは「人の親」だった 女性が怒りの提訴 (1/4)

高校のとき夢中になったビジュアルバンドのバンドマン。そんなあこがれの人と、大人になって深く交際するようになった。けなげに貢いだ金額は1億円。だが、そんなバンドマンは子供がいる妻帯者だった。

[産経新聞]
産経新聞

 高校のとき夢中になったビジュアルバンドのバンドマン。そんなあこがれの人と、大人になって深く交際するようになった。いつかはこの人と結婚したい−。ファンの女性は生涯をともにすると心に誓った。だから「暴力団から脅された」「元カノを妊娠させてしまった」と何を言われても愛を貫き、けなげに金を送り続けたのだ。その額、何と1億円。だが、そんなバンドマンは子供がいる妻帯者だった。裏切られたと知り、ついに夢から覚めた女性は損害賠償を求めて大阪地裁に提訴。対するバンドマンは「ファンからの贈り物だった」と反論したが…。

photo 高校生のときにビジュアルバンドマンの男性に心を奪われ、大人になって深く交際するようになったファンの女性。さまざまなトラブルを相談され、風俗店で働いて得た金をけなげに貢ぎ続けていると、いつのまにか総額は1億円に。ところが男性に妻子がいることが分かり、損害賠償を求めて提訴したが…

彼はドラマー

 訴訟記録によると、川本美穂さん(38)=仮名=が、40代のAと出会ったのは今から20年以上前のこと。大阪城公園でAが所属するビジュアルバンドのストリートライブを見たのがきっかけだ。Aはドラマー。一目でファンになった川本さんは毎週ライブに通うようになった。

 高校3年になった川本さんはやがてAと交際するようになった。いったん破局し、しばらくは距離を置いていたが、成人になって再び付き合うようになった。

 そんなある日、Aがいきなり不穏のことを口にした。以下、川本さんの証言から当時のやり取りを振り返る。

 「俺、今、訴えられてんねん」

 驚く川本さんに、Aはこう続けた。

 「おまえと付き合う前に何回かやっただけの飲み屋の女が、勝手に子供を産んでいた。慰謝料と養育費を払わなあかんようになってん」

 そして「2千万円が必要だ」と言ってきた。

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