ニュース
» 2017年10月06日 17時41分 公開

ノートなど計38車種:日産、約116万台のリコールを届け出 無資格者による完成検査で

日産は、安全性などを再点検するため、初回の車検をまだ受けていない2014年1月6日から17年9月19日までに製造された小型車「ノート」など計38車種、約116万台をリコール。

[ロイター]
photo 10月6日、日産自動車で無資格者が完成検査の一部を行っていた問題を巡り、石井啓一国土交通相は、国交省による同社国内6工場への立ち入り検査で判明した内容を明らかにした。写真は東京モーターショーで2015年11月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[東京 6日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>は6日、無資格者が完成検査の一部を行っていた問題で、安全性などを再点検するため、初回の車検をまだ受けていない2014年1月6日から17年9月19日までに製造された小型車「ノート」など計38車種、約116万台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

同社は当初、リコール対象車両を14年10月から17年9月までの計24車種、約121万台と公表していた。しかし、実際のリコール届け出時には、他社へのOEM(相手先ブランドによる生産)供給分が含まれるため車種数が増加。また、完成検査の終了証が9カ月間有効なことから製造期間の範囲も広がった。一方で、初回車検が登録から2年の貨物車を3年で計算するなど当初の日産の算出にミスもあり、差し引きした結果、対象台数が減った。

リコール対象車は指定整備工場で車検相当の点検が行われ、保安基準に関する不具合があった場合はその箇所に応じて是正する。

日産は国内にある6カ所すべての完成車工場で、本来は社内規定に基づく認定を受けた「完成検査員」がすべき完成検査の一部について、資格のない「補助検査員」が実施していたと発表した。

石井啓一国土交通相は同日の閣議後会見で、同工場への立ち入り検査で判明した内容を一部明らかにした。京都以外の5工場で補助検査員が完成検査を行った際、検査結果を記録する書類に完成検査員の印鑑を使って押印していたなどの不正が確認されたという。

(白木真紀)

Copyright © 2017 Thomson Reuters

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -

ITmedia 総力特集