ニュース
» 2017年10月10日 15時59分 公開

違法性・安全性の問題調査求める:経産省、神戸製鋼にデータ改ざんで原因究明・再発防止を要請

経産省は、神戸製鋼に対し、アルミ・銅製品の性能データ改ざん問題に関する違法性や安全性で問題がないか事実関係を調べ、原因究明と再発防止策を講じるよう要請した。

[ロイター]
photo 10月10日、経済産業省製造産業局の小見山康二金属課長は、神戸製鋼所 に対し、アルミ・銅製品の性能データ改ざん問題に関する違法性や安全性で問題がないか事実関係を調べ、原因究明と再発防止策を講じるよう要請したことを明らかにした。写真は都内で撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[東京 10日 ロイター] - 経済産業省製造産業局の小見山康二金属課長は10日、神戸製鋼所 <5406.T>に対し、アルミ・銅製品の性能データ改ざん問題に関する違法性や安全性で問題がないか事実関係を調べ、原因究明と再発防止策を講じるよう要請したことを明らかにした。

都内で記者団に対して述べた。

神戸製鋼は8日、自動車や航空機などに使われているアルミや銅の製品の一部について、強度などを示す検査証明書のデータを書き換え、顧客と契約した製品仕様に適合しているように見せかけ出荷していたと発表した。

小見山課長は神戸製鋼に対して、1)違法性の有無や、安全性上問題がないかを含めて事実関係を明らかにする、2)顧客に情報提供し、適切に対応する、3)今回の事案を公表する、4)できるだけ早く原因究明と再発防止策を講じる――ことを要請したことを明らかにした。

処分の可能性について「経済産業省は業法に基づく権限は持っていない。処分があるかというと、今のところは想定されない」と語った。

データが改ざんされていたのは、2016年9月から17年8月末までに神戸製鋼が出荷したアルミ製品や銅製品など。広報担当者によると、同社がこの期間に出荷したアルミ・銅製品の4%に相当し、出荷先は約200社にのぼる。

(志田義寧 編集:田巻一彦)

Copyright © 2017 Thomson Reuters

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -

ITmedia 総力特集