[東京 27日 ロイター] - SUBARU(スバル)<7270.T>は27日、車両を組み立てる群馬製作所(群馬県太田市)で新車出荷前に行う「完成検査」で不適切な事案があったと発表した。国に提出した完成検査の方法と社内での業務規定が異なる運用になっていた。日産自動車<7201.T>での無資格者による検査発覚を受けて実施した社内調査で判明した。
不適切な検査を経て出荷された車の安全性を確認するため、初回の車検がまだ済んでいない約25万5000台のリコール(回収・無償修理)を実施する予定。リコール費用は50億円強となる見通し。
(白木真紀)
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