KDDI、上半期は増収増益 「ピタットプラン」など好調でiPhone商戦でも優位に(2/2 ページ)

» 2017年11月01日 20時16分 公開
[濱口翔太郎ITmedia]
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会見での質疑応答

――携帯事業の契約者増への貢献度は、傘下のMVNO間でどの程度差があるのか。

田中社長: UQ mobileが圧倒的で、BIGLOBEモバイルはまだまだ少ない。

――BIGLOBEモバイルは10月からau回線にも対応したが、反響はどうか。

田中社長: こちらも、まだまだユーザーは少ないのが現状だ。

――MVNOのmineoが8月から、月額410円(税別)の「大・大盤振る舞いキャンペーン」を始めている。auユーザーへの影響はあるのか。

田中社長: 他社の影響を受けた上で、今期はこのような業績になった。

――NTTドコモが2画面スマホ「M」を発表したが、KDDIはオリジナルのスマホを企画・立案する予定はあるのか

田中社長: 時期を見て取り組みたい。

――以前、3年間で計5000億円規模のM&A(合併・買収)を行いたいとおっしゃっていたが、現状と今後の方針はどうか。

田中社長: これまでの投資額は2000億円程度。今後もよい企業があれば、投資金額は増えていくだろう。

――iPhone 8の売れ行きや、「iPhone X(テン)」の予約状況はどうか。

田中社長: iPhone 8の販売台数は「iPhone 7」の3分の2程度。予約台数は、iPhone 8とiPhone Xを合わせてiPhone 7に並ぶ程度だ。

――IoT事業に注力するとのことだが、具体的な予定を教えてほしい。

田中社長: 個人向けIoTサービス「au HOME」に関する新サービスを11月下旬に発表する予定。内容は詳しくは話せない。



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