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» 2017年11月07日 16時39分 公開

燃費不正問題の影響解消:三菱自、上半期純損益は484億円の黒字 通期予想を据え置き

三菱自動車の17年4―9月期の連結決算は、純損益が484億円の黒字(前年同期は2196億円の赤字)となった。

[ロイター]
photo 11月7日、三菱自動車が発表した2017年4―9月期の連結決算によると、純損益は484億円の黒字(前年同期は2196億円の赤字)となった。写真は同社のロゴ。都内で5月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 7日 ロイター] - 三菱自動車<7211.T>が7日発表した2017年4―9月期の連結決算によると、純損益は484億円の黒字(前年同期は2196億円の赤字)となった。前年同期の燃費不正問題による影響がなくなった。18年3月期通期の連結業績予想は従来のまま据え置いた。

会見した益子修・最高経営責任者(CEO)は、4―9月期実績は「堅調だった第1・四半期(4―6月期)の流れを維持し、年度(通期)計画の達成に向けて歩みを進めている」と評価。通期業績予想を据え置いた理由について、10月以降に「何か大きな問題を抱えているということではない」とした上で、「慎重にみており、足元をしっかり固めていく」と語った。

4―9月期の営業損益は442億円の黒字(前年同期は316億円の赤字)、売上高は前年同期比9.6%増の9477億円だった。世界販売実績は同14%増の49万8000台だった。燃費不正の影響で落ち込んだ国内販売が回復。タイを中心にピックアップトラック「トライトン」やスポーツ型多目的車(SUV)「パジェロスポーツ」、中国ではSUV「アウトランダー」が好調だった。

池谷光司副社長は会見で、日産自動車<7201.T>と仏ルノーとの購買などでの連携によるコスト削減効果は4―9月期で約115億円あったと説明し、通期での約250億円の目標達成に向けて「順調に来ている」と述べた。

通期の営業利益予想は前期比13.7倍の700億円。トムソン・ロイターが集計したアナリスト14人の予測平均値は895億円となっている。通期の売上高は同4.9%増の2兆円、純損益は680億円の黒字(前期は1985億円の赤字)を見込む。

(白木真紀)

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