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» 2017年11月10日 11時12分 公開

“しつけ”:“ママ友”が我が子殴るさまを母親がスマホで撮影 法廷で露わになった母親の暴力と飲酒 (1/3)

しつけのためなら子供への暴力は許される──こう考えていた“ママ友”2人の公判が大阪地裁で開かれている。

[産経新聞]
産経新聞

 しつけのためなら子供への暴力は許される−。こう考えていた“ママ友”2人の公判が大阪地裁で開かれている。「私のやり方で」とわが子を平手打ちする知人女に母親は同調し、その様子を動画撮影したという。暴行当時は飲酒していたという2人。1日の初公判で、ともに「反省している」と述べたが、検察側は「子供への暴力に疑問を持たず規範意識が希薄。罰金刑ではなく懲役刑が相当」と懲役6月を求刑した。

photo 母親とママ友の暴行イラスト

「私のやり方でやるで」「おまかせします」 スマホで暴行撮影

 小学5年の女児への暴行罪で起訴されたのは、母親(41)=大阪市=と、子供が同じ小学校に通う知人女(40)=同市。

 起訴状によると、2人は共謀し8月22日、母親宅で長女の顔を平手で数回殴ったり、頭を手でつかんで顔を床に押さえつけたりする暴行を加えたとしている。初公判で2人は起訴内容を認めた。

 検察側の冒頭陳述によると、この日午前10時ごろ、母親と知人女は2人でビールを飲んでいた。そのとき近くにいた長女の態度に知人女が立腹。「私のやり方でやるで」と告げた。

 知人女は自分の子供をしつけ名目で殴ったり蹴ったりしていたという。母親もそれを知っていたが、知人女の子供が礼儀正しいことから、やることに「間違いない」と思い、「おまかせします」と答えたという。

 そして知人女が暴行に及ぶと、母親はその様子をスマートフォンで動画撮影し、夫に送信した。送信した理由を母親は「夫が(子育てを)何もしてくれないので(窮状を)伝えたいと思った」と供述。だが夫は助けを求められたと思い警察署に相談。翌日2人は逮捕された。

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