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» 2017年11月16日 10時49分 公開

気になるライバルは?:90年代上回る売れ行きでブーム再来「G-SHOCK」開発&ブレイク秘話 (1/4)

老若男女に愛用されるカジュアル腕時計「G-SHOCK」。今、ブームに沸いた1990年代を上回る売れ行きだという。

[産経新聞]
産経新聞

 武骨で黒光りするデザインの「G−SHOCK(ショック)」といえば、老若男女に愛用されるカジュアル腕時計。「タフネス(頑丈)」という腕時計の新たな立ち位置を切り開き、発売35周年の平成30年を前にした今年、世界出荷個数が累計1億個を突破した。そんなGショックは今、ブームに沸いた1990年代を上回る売れ行きだという。もはやブームの再来といっていい。カシオ計算機(東京)の看板商品は一体どんな軌跡を歩んできたのか…。

photo 昭和58年発売のGショック初号機「DW-5000C」

 Gショックの販売開始は昭和58年。当時の開発担当者が「落としても壊れない腕時計」を作ろうと一念発起。ウレタンなどでデリケートな時計部分をくるんだ試作機で試行錯誤繰り返した。実験はいたって原始的で、3階のトイレの窓から地面に投げ落とし、「割れ」がないか点検する、そしてまた投げる−というものだった。

 開発に2年の歳月を費やし、ゴミ箱に捨てた試作機は200個以上。ようやく完成した「タフネスウオッチ」はウレタンで全面を覆いながら時計の心臓部を「点」で支える中空構造を採用した。

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