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» 2017年11月20日 10時33分 公開

混雑緩和で乗客ファーストに?:混雑率ワースト3位の小田急、半世紀の悲願・複々線化 (1/6)

東京都・神奈川県を中心に鉄道事業を営む小田急が構想から半世紀、着工から30年をかけて取り組んできたのが代々木上原(東京都渋谷区)−登戸(川崎市)間11.7キロの複々線化だ。

[産経新聞]
産経新聞

 人気音楽グループ「いきものがかり」のメジャーデビュー曲「SAKURA(サクラ)」の歌詞にも登場する小田急電鉄。東京都・神奈川県を中心に鉄道事業を営む同社が構想から半世紀、着工から30年をかけて取り組んできたのが代々木上原(東京都渋谷区)−登戸(川崎市)間11.7キロの複々線化だ。上下線をそれぞれ2本に増やすことで、各駅停車用と急行・特急用の線路を分けることができるため、列車の大幅な増発やスピードアップが可能になる。予定通り来年3月に工事が完了すれば、同月中旬から新ダイヤでの運行が始まる。

 平成28年度に東京圏の鉄道主要31区間中ワースト3位となる混雑率192%(体が触れあい、やや圧迫感のある状態)を記録した東京都世田谷区の世田谷代田−下北沢間は150%程度(新聞、雑誌を楽な姿勢で読むことができる状態)まで緩和するという。これまで「遅い、混む」と揶揄(やゆ)されてきた小田急の「乗客ファースト」は進むか?

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 「複々線化を契機に、圧倒的に快適でスピーディーな鉄道を作り上げ、これをテコにして沿線に磨きを掛ける」。11月1日、星野晃司社長は記者会見で複々線化への並々ならぬ意欲を示した。

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