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» 2017年11月21日 14時04分 公開

Amazon Echoも対応検討:「au HOME」が家電の遠隔操作に対応 「Google Home」とも連携

KDDIが、消費者向けIoTサービス「au HOME」を11月28日から拡充すると発表。米Googleのスマートスピーカー「Google Home」に対応した。赤外線リモコンなど周辺機器も充実させた。

[濱口翔太郎,ITmedia]

 KDDIは、消費者向けIoT(モノのインターネット)サービス「au HOME」の内容を11月28日から拡充すると発表した。赤外線通信で家電のオン/オフを変更できる新発売のデバイス「赤外線リモコン01」(税別7800円、以下同)と家電を組み合わせることで、スマホアプリ経由でテレビや電灯の遠隔操作が可能になるという。

photo 「au HOME」のイメージ
photo 「赤外線リモコン01」

 米Googleのスマートスピーカー「Google Home」「Google Home Mini」にも対応。「OK Google、エアコン付けて」などと呼びかけると、家電を操作可能になるという。

photo 米Googleのスマートスピーカー「Google Home」

 KDDI ホーム・IoTサービス企画部の渡辺和幸部長によると、「今後は、米Amazon.comが発売したスマートスピーカー『Amazon Echo』シリーズへの対応も前向きに検討している」という。

 au HOMEは今年7月31日にサービス開始。「誰でも簡単に始められるIoT」をコンセプトに、月額490円と安価な料金体系を採用した点が特徴だ。

 現在のサービス内容は、室内の様子を記録する「ネットワークカメラ01」(1万800円)、窓やドアに設置する「マルチセンサー01」(3800円)などの周辺機器と組み合わせることで、子ども・ペットの様子やドアの施錠状況を確認できるものが中心だ。

photophoto ネットワークカメラ01=左、マルチセンサー01=右

 新たに、家電のプラグとコンセントの間に設置することで、家電の消費電力量がアプリで分かる「スマートプラグ01」(5500円)や、通信サービス「auひかり」を契約していない家庭でもIoT通信が利用可能になる「無線通信アダプタ(A)」(無料)――などの周辺機器もリリースし、さまざまな顧客ニーズに応える体制を整える。

 18年春をめどに、事前にシナリオを登録することで、家電を自動で操作できるサービスも始める予定。住人が最寄り駅に到着すると、自宅の照明やエアコンの電源をオンにしておく、ドアの外出を検知したら自動で家電の電源をオフにする――といったことも可能になるという。

 記者発表会では、未来のau HOMEの姿をイメージしたビデオを披露。住人が朝起きると自動でカーテンが空いてBGMが流れる、鏡を見ていると鏡面におすすめの化粧品が表示される、テレビの料理番組を見て「おいしそう」とつぶやくとレシピが表示される――といった様子が公開された。

 KDDIの山本泰英 執行役員常務は「まだ先になるかもしれないが、こうした世界を必ず実現させる。当社がIoTに取り組む理由は、人と人にとどまらず、人と家とをスマホとつなぎたいと考えたため。これからもユーザーに“ちょっと心地いい暮らし”を届けたい」と期待を語った。

photo 記者発表会での山本執行役員

 au HOMEのさらなる発展に向け、KDDIは今後、パートナー企業と新サービスを共同開発する取り組みも行っていく。各社のノウハウを取り入れたコラボレーション型サービス「with HOME」を18年1月下旬以降にリリースする計画だ。

 まず第1弾として、エイブルやタマホームなど住宅事業者25社と提携し、子ども・ペットの見守りサービスや家電の遠隔操作サービスの改良を図っていくという。サービスの詳細は追って発表するとしている。

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