会見での主な質疑応答は以下の通り。
――今後、FREETEL端末が画面割れした際などに残債の支払いなしで機種変更できるサービス「とりかえ〜る」の利用者が出た場合、端末はどちらが提供するのか。
大尾嘉執行役員: プラスワン・マーケティング側に対応いただく。
――大手キャリアのサブブランドの発展をどう捉えているのか。
大尾嘉氏: サブブランドは、市場を一緒に盛り上げるパートナーと考えている。競合と捉えていないわけではないが、彼らが「格安スマホ」というワードを市場に広めてくれた。楽天モバイルも、この便乗していきたい。
――「サブブランドはパートナー」との発言は本音なのか。影響を受けているのではないか。
大尾嘉氏: 影響を受けていないわけではない。正直、あれだけCMをやられるとつらい。ただ、直営店で丁寧に説明すると、「スーパーホーダイはいいね」「自動更新がないのはいいね」と、サブブランドと迷った末に楽天モバイルを選んでくれる顧客も存在する。今後も丁寧なサービスを提供し、対抗していきたい。
――18年のテーマは?
大尾嘉氏: 18年はマーケティングの年にしたい。17年はオリジナリティーのある含めたサービスの拡充ができ、顧客からの支持を獲得できた。さらに収益性を高め、マーケティングへの投資額を増やしたい。
――「iPhone」の旧モデルの取り扱いを始めた効果はあるのか。
大尾嘉氏: 多くの端末を仕入れられるわけではないので、売れ行きが絶好調というわけではない。ただ、やはりiPhoneのブランド力は高く、これまで獲得できなかったユーザーの獲得につながっている。
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