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» 2017年12月06日 06時00分 公開

「カード犯罪の裾野拡大」:偽造カード手に沖縄から上京した米海兵隊員 盗んだ同僚の情報でお買い物 (1/4)

キャッシュレス社会に潜む落とし穴の一端がまた、あらわになった。

[産経新聞]
産経新聞

 キャッシュレス社会に潜む落とし穴の一端がまた、あらわになった。警視庁が偽造クレジットカードを使用したなどとして米海兵隊員の男2人を摘発した事件。沖縄県浦添市の米海兵隊基地「キャンプ・キンザー」に所属する男らは、同じ基地に勤務する同僚のカードからカード情報を盗み出していたとされる。偽造カードをめぐる犯罪は、組織的なものから個人によるものまで多様で、認知件数・摘発件数ともに増加傾向にある。捜査関係者は「カード犯罪の裾野が拡大している」と危機感を強めている。

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違和感覚えた従業員…その場で警察に通報

 若者らでごった返す東京・渋谷の百貨店。そこに大柄の外国人の男2人が姿を現したのは10月29日の日曜日だった。

 百貨店内にある英国の高級ブランドショップを訪れた男らは、しばらく店内を物色した後、ブランドもののベルトを手に取りレジへ。クレジットカードで会計を済ませようとした。しかし、レジで対応した店舗従業員は違和感を覚えた。

 「決済伝票に印字されたカード名義人が、カードに記載された名前と違う。何かおかしい」

 男とのやりとりにも不審な点を覚えた従業員は、その場で警視庁渋谷署に通報。駆けつけた捜査員により、カードが偽造されたものであることが判明した。

 偽造カードを所持していたとする不正電磁的記録カード所持の現行犯で逮捕されたのは、「キャンプ・キンザー」に所属する海兵隊員、シングルトン・グレゴリー・ダーネルラシャッド容疑者(25)。

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