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» 2017年12月20日 06時00分 公開

事件の背景は:長時間監禁、“拳銃”で脅し金を要求 強盗致傷罪で起訴の被告に猶予判決、その理由は (4/6)

[産経新聞]
産経新聞

 「幼いころから、男は女性を守るものと教わって育った。男性がやったことはどうしても許せなかった」

食い違う被害男性の証言

 公判では被害男性が証人として出廷した。

 証言台と被告らの間にはついたてが置かれた。被害男性は尋問で「犯人がすぐ近くにいると思ったら、怖くてひざがガタガタ震える」と語っており、恐怖心からそのような措置を望んだとみられる。

 被害男性は証人尋問で、ラブホテルでの状況を「(モデルガンは)本物の拳銃で、言うことを聞かないと殺されると思った」と振り返った。

 その後、被告Bの事務所に車で連れて行かれると、緊縛された状態で椅子に座らされ、D子との愛人関係を問い詰められながら、頭を殴られるなどの暴行を受けたという。

 「警察に連れて行ってくれと言ったら『違うだろ』と言われた。金を払うと言ったら殴られなくなったので、『2千万円用意する』と提案した」といい、「逃げたら目の前で子供を殺し、嫁を殺し、最後にお前を殺す」と脅されたとも証言した。

 だがこうした証言は、被告2人の法廷供述と大きくい違っていた。

 被告人質問で被告2人はこのときの様子について、

「警察は勘弁してほしい。家族にも(愛人関係を)知られたくないので、どうにか金でけりをつけてほしい」と、被害男性のほうから金の支払いを持ちかけてきたというのだ。

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