ニュース
» 2018年01月12日 06時00分 公開

日本人気質?:長距離バスが高速道路逆走 ベテラン運転手がなぜ? (1/5)

高速バスが昨年12月、降りる予定のインターチェンジを通過し、ミスに気づいた男性運転手がバスを約560メートル逆走させてICに入り直していたことが判明した。

[産経新聞]
産経新聞

 舞鶴若狭自動車道を走行中の高速バスが昨年12月、降りる予定のインターチェンジ(IC)を通過し、ミスに気づいた男性運転手がバスを約560メートル逆走させてICに入り直していたことが判明した。男性運転手は勤続24年のベテランだったが乗務を外れ、道交法違反の疑いで兵庫県警の捜査を受ける事態となった。危険と知りながら、なぜ男性運転手は逆走したのか。捜査関係者は「『時間厳守』という日本人気質が判断を誤らせた可能性がある」と分析する。一般的には“下車勤務”などのペナルティーを恐れてミスを隠そうとするケースもあるが、専門家は「一歩間違えれば大事故につながる。交通産業全体に意識の変革が必要だ」と指摘している。

photo 逆走した高速バスの運転手が勤務する全但バスの本社=兵庫県養父市八鹿町

匿名電話で発覚

 「運転手さん。ICを通り過ぎてるんじゃないんですか」

 平成29年11月3日午後8時40分ごろ、大阪・梅田のバスターミナルを出発し、兵庫県豊岡市内に向けて、夜の舞鶴若狭自動車道を走行していた高速バスの車内。乗客の一人が降りる予定の春日IC(兵庫県丹波市)を通過したことに気付き、運転手に伝えた。

 男性運転手はバスをゆっくりと路肩に寄せた上でいったん停車。ハザードランプをつけて約560メートルをバックで逆走し、春日ICに入り直したのだ。

       1|2|3|4|5 次のページへ

copyright (c) 2018 Sankei Digital All rights reserved.

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -

Digital Business Days

- PR -