ホンダ「ゴールドウイング」17年ぶりフルモデルチェンジ大型ツアラー(1/2 ページ)

» 2018年01月12日 12時34分 公開
[ITmedia]

 ホンダは1月12日、二輪車の大型プレミアムツアラー「Gold Wing(ゴールドウィング)」を17年ぶりにフルモデルチェンジし、4月2日に発売すると発表した。価格(税込)は273万2400円〜331万5600円。

 フルモデルチェンジは2001年以来。1975年に発売した初代から数えて6代目になる。

photo Gold Wing Tour Dual Clutch Transmission <AIRBAG>

 フレームはアルミツインチューブ式を継承。リアトランクの仕様見直しなどで車体全長を55ミリ短縮した上でマスを集中化、従来比38キロの軽量化で取り回しやすさを大幅に向上。新開発の二輪用ダブルウィッシュボーンサスペンションをフロントに採用し、滑らかな乗り心地を実現しているという。

 モーターサイクル唯一の水平対向6気筒1800ccエンジンは新設計し、軽量コンパクト化。低速域からのダイナミックな加速フィールに加え、燃費の向上も果たした。マニュアルトランスミッションは従来の5速から6速に多段化したほか、DCTモデルは微速前後進する機能を追加し、駐車時などの取り回しやすさを向上させた。

 電動スクリーンを採用し、角度と高さを無段階で調整可能。米Appleの「CarPlay」を二輪車として初採用している。リアトランクとサドルバッグのラゲッジスペースは、3泊4日2人分相当の合計110リットルを確保した。

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