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» 2018年01月24日 06時00分 公開

大雪:首都高トンネルで立ち往生、駅に長蛇の列 交通機関の脆弱さ露呈 (1/2)

大雪に見舞われた首都圏。雪が降るたびに大混乱する交通網の脆弱さが改めて浮き彫りになった。

[産経新聞]
産経新聞

 大雪に見舞われた首都圏では22日、鉄道の遅れや飛行機の欠航が相次ぎ、高速道路のトンネルでは立ち往生も発生。雪が降るたびに大混乱する交通網の脆弱(ぜいじゃく)さが改めて浮き彫りになった。

photo 降雪から一夜明け、雪の中を歩いて仕事に向かう人ら=23日午前、東京都江東区(宮崎瑞穂撮影)

 首都高速中央環状線の山手トンネル外回りの立ち往生は、同4号新宿線に入る西新宿ジャンクションのトンネル出口付近で発生。走行不能になったトレーラーはスタッドレスタイヤを装着し、チェーンも付けていたが、8%の急勾配を登り切れなかった。

 「首都高はカーブが多いという印象が強い」(首都高速道路担当者)が、多くの路線はトンネルや高架になっており、出入り口付近などに勾配があることは見落とされがちだ。同社は今後、早期の通行止めや融雪剤などの散布方法を検証するとしている。

 また、鉄道網では、主要駅で午後以降、帰宅を急ぐ利用者らで混雑。東急電鉄は午後4時ごろから渋谷駅などで入場を規制する事態になった。国土交通省や気象庁が早期の帰宅や不要不急の外出を控えるよう呼びかけたためで、駅には長蛇の列ができた。

 鉄道アナリストの川島令三氏は「機器の故障などハード面ではトラブルは目立たなかったのが今回の特徴」とする一方、「雪が本格化すれば本数を減らして運行せざるを得ない。だが、乗客の滞留を抑えるため、国交省は鉄道事業者に対し、夕方のラッシュダイヤを前倒しして設定しておくよう事前通知しておくべきだった」と指摘した。

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