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» 2018年02月01日 06時00分 公開

時間かかる?:サントリー、“大政奉還”まだ早い? 創業家出身の51歳副社長に課されたハードルとは (1/5)

サントリーのトップ人事で“大政奉還”はあるのか。

[産経新聞]
産経新聞

 サントリーホールディングス(HD)のトップ人事で“大政奉還”はあるのか−。新浪剛史(にいなみ・たけし)氏(58)が社長に就任してから今年10月で丸4年。創業家出身で次期社長の就任が確実視されている鳥井信宏副社長(51)が実績を重ね、バトンタッチが現実味を帯びてきた。しかし、新浪氏は信宏氏の社長就任に高いハードルを設けており、トップ交代にはなお時間を要するとの見方もある。

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「次の世代が十分に育っていない…」。

 今から3年半ほど前の2014年6月、当時サントリーHDの社長で現会長の佐治(さじ)信忠氏(72)は記者団に、新浪氏を初めて創業家以外から社長に迎え入れる理由の一つについて、こう説明した。

 創業者の鳥井信治郎氏(1879〜1962年)のひ孫にあたる信宏氏は当時まだ48歳。ちなみに佐治氏は創業者の孫にあたる。

 佐治氏は「創業家で経営を続けられればベスト。(信宏氏が)うまく成長してほしい」とも漏らしていた。国内の巨大企業で40代のトップは珍しい。取引先とのバランスなども考えれば、この時点での信宏氏の社長就任を断念せざるを得なかったようだ。

 そこで白羽の矢が立ったのが、三菱商事出身の新浪氏だった。すでに“プロ経営者”として頭角を現していた新浪氏は、社長や会長としてローソンの経営再建を担い、海外出店の加速や医薬品販売の強化といった施策で急成長させた。

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