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» 2018年02月08日 06時00分 公開

顔面につまようじを撃ちまくった:凶器は「つまようじボーガン」最速100キロ超の威力、玩具にあらず (1/4)

最高速度は時速にして102キロ。通称「つまようじボーガン」は手のひらサイズの玩具だが、その威力のすさまじさから暴行の凶器として使用された。

[産経新聞]
産経新聞

 最高速度は時速にして102キロ。弾丸のごとく放たれたその鋭い物体は、人間の体に見立てた豚足に、ぶすりと突き刺さった−。大阪府警の科学捜査研究所が鑑定したのは通称「つまようじボーガン」。手のひらサイズの玩具だが、その威力のすさまじさから暴行の凶器として使用された。府警に逮捕された男らは、被害者の顔面につまようじを撃ちまくった。合計数十本が突き刺さったその表皮からは、出血が止まることがなかったという。焼き肉店で起きた凄惨なリンチ事件の顛末とは。

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 「もう一面、つまようじや。女の子が見たら、卒倒するんちゃうかな」

 歴戦の捜査関係者がまゆをひそめ、半ばあきれたようにつぶやいた。

 押収物のスマートフォンに残された1枚の画像。被害男性(35)のアップで、両目を閉じた顔に、高密度でつまようじが刺さっている。

 傷害などの容疑で逮捕されたのは大阪府泉大津市で焼き肉店「ぎゅうぎゅう」を経営する向井正男容疑者(42)だった。

 店は平成28年夏ごろにオープン。当初は被害男性が店長に就いていた。

 2人は以前の職場が同じで、出身も隣町同士。なじみの間柄ではあった。しかし経営者と店長という雇用関係はいつしか、支配・従属の関係に変わっていく。

 向井容疑者らは「店の金を使い込んだ。勤務態度も悪い」として昨年5月ごろから、男性に暴行するようになった。

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