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» 2018年02月09日 06時00分 公開

記録的大雪:高速通行止め、脱輪、「スタック」現象 立ち往生はこうして起きた (1/2)

記録的な大雪で車の立ち往生が続いた福井県の国道8号。さまざまな状況が重なり、立ち往生を招いたとみられている。

[産経新聞]
産経新聞
photo JR福井駅前で立ち往生した車を押す男性=8日午前8時40分

 記録的な大雪で車の立ち往生が続いた福井県の国道8号。付近の高速道路の通行止めや大型車の脱輪、タイヤが空回りする現象が相次ぐなど、さまざまな状況が重なり、立ち往生を招いたとみられている。専門家は「余裕を持った対応が必要」とする。

 国土交通省などによると、大雪の影響で、5日夜から北陸自動車道の一部区間が通行止めとなり、併走する国道8号に大量の大型車が流入。国道8号は片側1車線の区間も多く、交通量の増加とともに、車が進みにくい状況となった。

 さらに6日午前9時ごろには、福井県あわら市熊坂で大型車が脱輪を起こし、渋滞が発生。この間も積雪量は増え続け、タイヤが雪に取られて動けなくなる「スタック」を起こす車が国道8号上で相次いだ。これらの状況が重なり、約1500台の車が立ち往生したとみられている。

 「タイヤの直径のわずか15〜20%が雪に埋もれるだけで、車は前に進めなくなる」。こう話すのは、中日本自動車短期大学非常勤講師の大脇澄男氏(交通心理)。雪道ではギアを落とし、ゆっくりアクセルを踏むことが効果的とされる一方、「大半は逆効果になるにもかかわらず、パニックになってアクセルを強く踏み込んで脱出を図るドライバーも多い」とし、結果的に大渋滞を招くことになると分析する。

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